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【2020年12月検定】世界遺産検定1級の基本情報とその対策

wakky

世界遺産検定1級について詳しく紹介します!

昨年世界遺産検定2級に合格したwakkyです。

私は世界遺産に興味があり、海外の世界遺産も数か所ですが訪れています。

全ての世界遺産の数は2020年3月時点で

1,121件、日本は23件で世界第12位です。

世界遺産検定2級で試験範囲の300の世界遺産を勉強して興味深かったので世界遺産検定1級について調べました。

この記事は次のような悩みを抱えている人におすすめです。

  • 世界遺産1級とはどんな試験か知りたい
  • 世界遺産検定1級に必要な教材と対策を知りたい

世界遺産検定3級、2級の合格体験記についてはこちらの記事からどうぞ。

世界遺産検定の受験情報

時計

世界遺産検定は年4回行われていますが、1級は7月と12月の2回のみなので受験予定者は注意が必要です。

次回1級の受験が可能な日は2020年12月13日(日)です。

実施回第42回
検定日2020.12.13(日)
申込期間
インターネット2020.8.28(金)~10.30(金)17:00
郵便局2020.8.28(金)~10.23(金)
合格結果マイページ表示日2021.1.20(水)
実施級マイスター、1級、2級、3級、4級
上位級は、実施しない回もあります

(2020年9月25日現在)

1級の受験料は、9,900円となっています。

世界遺産検定1級の出題内容

世界遺産検定の公式ホームページによると試験範囲は

1級 学習内容

 世界遺産条約の理念や諸概念、関係機関について理解し、世界の全遺産の普遍的価値を学ぶ

引用元:世界遺産検定公式ホームページ受験の目安

となっています。

つまり全世界遺産1,121件が対象となります。

世界遺産検定の公式ホームページに動画も紹介してあります。

前編・後編で1時間でみれるので気になる方はぜひご覧ください。

前編:約31分

後編:約29分

問題の構成と合格基準

具体的には次のような問題構成になっています。

受験資格問題数試験時間合格基準
2級合格者90問90分140点以上/200点満点中
※調整される場合あり
世界遺産検定1級の問題構成

1級試験に合格するには、70%の得点率(200点中140点)で文句なしに合格ですが

※調整される場合があります。

具体的には2018年7月の試験では認定者(合格者)が受験者の上位20%程度になるように得点調整が入りました。

その結果、合格最低点(=認定基準)が135点になりました。

なので140点にギリギリ届かなくても合格可能性は十分あるので1問でも多く正解できるように対策をしておく必要があります。

問題の比率

基礎知識日本の遺産世界の自然遺産・文化遺産その他
25%20%45%10%
  • 世界遺産検定1級の問題数は90問
  • 70%である63問程度正解すればギリギリ合格できる

世界遺産検定1級に必要な学習教材

世界遺産検定は公式テキストと過去問のみで合格できる試験です。

実際、2019年12月試験で2級を受験した時も公式テキストと過去問2年分のみを使って受験し1発合格できました。

くわしくは【合格体験記】世界遺産検定2,3級ダブル受験をした体験談で解説してます。

1級の公式テキストは<上>巻<下>巻の2冊があるので注意しましょう。

なお、2020年3月18日に1級の世界遺産検定公式テキストがリニューアルされました。

「第2版」になりました。

こちらが「上巻」になります。

こちらが「下巻」になります。

過去問も2020年度版が発売されています。

1級と2級の過去問が掲載されています。

2019年7月、12月実施の2回分の1級検定問題が掲載されてます。

まとめると

公式教材ページ数サイズ価格(税込み)
すべてがわかる世界遺産大辞典
<上><第2版>
464A5判3,575円
すべてがわかる世界遺産大辞典
<下><第2版>
464A5判3,575円
世界遺産検定公式過去問題集
1・2級 2020年度版
112A5判1,760円

1級は年2回しか実施されないので、1年分の過去問じゃ物足りないと思う方は2019年版、さらには2018年版の過去問題集を買うのもアリだと思います。

世界遺産検定1級は2級合格が受験資格なので、以前に使っていた過去問題集がある人も多いと思います。

そのような方は直近の過去問題集のみ買えばよいでしょう。

2019年度版の過去問はこちらです。

世界遺産検定1級に必要な合格ラインと目標点数

合格するには基礎知識と日本の遺産で高得点を取ることが不可欠です。

テキストでいうと上巻の次の2項目が

  • 世界遺産の基礎知識
  • 日本の遺産

がそれぞれ全体の25%、20%を占めるのですから。

次の表にボーダーの140点、余裕を持って合格する160点を取るための項目別目標スコアを考えてみました。

合計基礎知識日本の遺産世界の自然遺産・文化遺産その他
配点100%25%20%45%10%
満点200点50点40点90点20点
ボーダー
ギリギリ狙い
140点
(70%)
40点
(80%)
30点
(75%)
56点
(62%)
14点
(70%)
余裕を持って
合格狙い
160点
(80%)
45点
(90%)

34点(85%)
65点
(72%)
16点
(80%)

世界全ての遺産は、3問に2問正解するくらいで(正答率66%くらい)十分でしょう。

その分他の項目で稼ぎます。

まとめ

世界遺産検定1級試験のポイントをまとめます。

世界遺産検定1級のポイント
  • 1級は毎年7月と12月の2回開催される
  • 受験料は9,900円
  • 合格率は約20%
  • 合格ラインは70%
  • 試験全体のうち、「基礎知識」と「日本の遺産」の2項目で45%を占めるので重点的に学習する

世界遺産をすべて学習したい!

という方はぜひ検定1級に挑戦してみて下さい。

海外旅行の目的地を決める1つのキッカケになります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
wakky
小学生時代に、長距離走の楽しさを知り、走ることをマイライフとしている、30代市民ランナー。 大学時代、怪我や疲労に悩まされ、ブルーに。 卒業後、大手日本企業に就職も、パワハラ激務に悩まされ、ブラックに。 そこから、低空飛行を続けるも、ランニングによる、自分との対話で、少しずつポジティブに。 いつか、世界のマラソン大会に出場を目論む。そのため、目下、オンライン英会話や資格試験勉強などに取り組み、グローバルなランナーを目指しています。