トレイルランシューズとランニングシューズって何が違うの?
ランニングに慣れてきたらトレイルランニングもおすすめです。
トレイルランニングは森の中を走ることが多いのでランニングシューズよりもトレイルランシューズで走るほうが望ましいです。
この記事は次のような悩みを抱えている人におすすめです。
- トレイルランシューズとランニングシューズの違いが知りたい
- 具体的なトレイルランシューズを教えて欲しい
トレイルランシューズの性能
一般的にランニングシューズは
陸上競技場や舗装道(ロード)を走ることを前提に
設計されています。
一方トレイルランシューズは
森の中の小道(トレイル)や苔が付いた岩の上や木の上などの不整地を走ることを前提に
設計されています。
そのためトレイルランシューズには次のような機能があります。
- グリップ性が高い
- ソール、アッパーが丈夫
- 防水機能
1.グリップ性が高い
このトレイルランシューズのようにソールに突起があるものはグリップ性が高いと言えます。
トレイルランニングでは森の中の道は土で、ぬかるみや木の根っこなど凸凹したところを走ります。
そのためグリップ性が要求されます。
また突起の長さが長いほどグリップ性が高いですが、アスファルトのロードではスピードを出しにくく削れやすいというデメリットもあります。
レースに応じてグリップ性能の高いものを履くかグリップ性能の低いものを履くか選びます。
トレイルランのコース | グリップ性能 |
不整地がほとんどのコース | 高いものがよい |
アスファルトの整備されたロードの割合が 50%以上あるコース | 低いものがよい |
2.ソール、アッパーが丈夫
普段のランニングでは軽いシューズでよいですが、トレイルランでは小石や木の枝などの障害物を踏むことやぬれたり苔が付いたりしている岩の上を移動することがあります。
そのためソール(靴の底)が丈夫である必要があります。
同様にアッパー(靴の表面)にも石や枝などの障害物があたるので丈夫な素材で作られている必要があります。
3.防水機能性が高い
ゴアテックスや防水機能がついたトレランシューズが多いのも特徴です。
トレイルランニングでは水たまりや小さい川などの水系を通過することもよくあるので防水機能に優れるものを選ぶべきです。
またトレイルランは山で行うのが基本なので天気が不安定です。
そのため防水機能があると安心です。
私の使用しているトレイルランシューズ
現在使用しているトレイルランシューズのモデルです。
メーカーはINOV8(イノベイト)です。
モデル:INOV8 TERACLAW 250 (イノベイト テラクロウ 250)
使用開始日 | 2017年11月 |
走行距離 | 約244km(7月8日時点) |
サイズ | 26.0㎝ |
重量(片足) | 250g(計測時は228gまでソールが削れてました) |
カラー | NBO(ネイビー、ブルー、オレンジ) |
ドロップ | 8mm |
重量は228gでした。
仕様は「250g」なのですが使用した際にソールが削れていったため20gほど軽くなった模様です。
シューズの前と後ろの高低差を意味するドロップは8mmと大きめです。
一般にドロップが大きいと足への負担が小さくなるのでのでこのシューズは初心者に向いてます。
実際の練習では家の近くの公園を走る際には必ず履いています。
このような土の地面なんですが硬くて一部に苔が生えてます。
それでもランニング中はグリップがしっかり効くのでストレスなく走れます。
練習する際はだいたい1kmを5分前後のペースで8kmほど走ります。
トータルで40分ですのでこれくらいは知れたら規模の小さいトレイルランの大会は無理なく完走できます。
トレイルランシューズのおすすめメーカー
ランニングシューズはNIKE(ナイキ)やASICS(アシックス)などが有名ですがトレイルランでは次のようなメーカーがトレランシューズを販売してます。
HOKA ONEONE(ホカ オネオネ)
ホカオネオネは厚底系を中心に路面からのインパクトが少なくラクに走れるトレランシューズが多いと評判です。
初心者には「チャレンジャー ATR5」が定番トレランシューズです。
Montrail(モントレイル)
前回まではモントレイルのバハダというシューズを履いていました。
少し重いですがかなり丈夫でトレイルランの大会に4~5レースでても壊れずに履きこなせました。
現在私が使用していたバハダのアップデート版「カルドラド」が定評があります。
SOLMON(サロモン)
トレランシューズ以外にもトレラン用のザックやハイドレーションなども多数取り扱っていて人気があります。
トレイルでもロードでも高性能を発揮できる「SENSE PRO」シリーズが人気です。
まとめ
- グリップ性が高く、ソールとアッパーが丈夫で防水機能に優れたシューズがおすすめ
- ソールの突起の大きさとドロップは練習コースや出場するレースに応じて最適なものを選ぶ
- イノベイトのテラクロウシリーズは初心者におすすめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。