英検準1級に挑戦するぞ!
英語学習をしていると現時点の自分の英語力を客観的に測定してみたくなりませんか?
私は、ランニングが趣味ですが、ひたすら走っているだけでは、健康は維持できるものの、もの足りないと感じてしまいます。
そこで、定期的に、マラソン大会に出場しています。
自己ベストに挑戦する目的もありますが、社会人になってからは、同世代のランナーでどの位のレベルか、知りたいというのもあります。
大会やリレーマラソンに出て、ランナーとの交流やおいしいものを食べる、などといろいろ目的はありますが。
マラソン大会に参加するメリット・デメリットについては、こちらの記事をどうぞ。
話がランニングにそれましたが英語も自分のレベルを確認するのに試験を受けるのは、目標ができ有益であると思います。
今回は12年ぶりに英検準1級に挑戦することにしたので、私の失敗談や学習の進め方を含めて紹介していきます。
過去の準1級受験失敗談
過去の受験結果
大学生時代の2008年に中学校で3級合格して以来約8年ぶりに英検を受験。
この時、2級と準1級をダブル受験しました。
結果は、
2級:合格
準1級:1次試験不合格(不合格A)
でした。
英検2級は対策ほとんどなし(過去問2回分だったか)で受験。
当時の2級の成績は
1次試験: 67点/75点満点(合格点44点)
2次試験: 23点/33点満点(合格点19点)
2次試験は対策なしでぶっつけ本番だったと思います。
2次試験では合格点ギリギリで焦りました(笑)
一方、英検準1級の個人成績表です。
準1級、大学中級程度のレベルで、かなりムズい・・・
結果を見ての通り
リーディングは、語彙問題が
13点/25満点中 とボロボロでした。
リスニングも、
19点/34満点 と正答率50%ちょっと。
ちなみに、当時の直近に受けたTOEICスコアは、750でした。
(たしか、当時の自己ベストだったはず・・・)
(2008年5月25日受験)
議論が分かれるところですが、英検準1級合格には、TOEICで800前後が必要とのことですので、不合格で妥当だな、と思いました。
過去の受験時の対策
当時、TOEICにかなり力を入れていたため対策はリスニングは、過去問を数年分やっただけで、英作文にいたってはほぼ対策なしだったのを記憶してます。
リーディングは、長文は自信があったので、過去問をやっただけで、語彙問題に多くの時間をかけました。
でも、単語帳の類は買わなかったと思います。過去問から、分からない単語をノートにまとめてました。
結果、語彙問題とリスニング、英作文は合格者平均を、大きく下回ってしましました。
英検準1級受験への作戦
以前とは違い(2016年度から合否判定方法が変更)、英検の合格基準は、リーディング、リスニング、ライティングがそれぞれ750点満点となってます。
一般に、英検準1級合格点は、得点率で70%が合格ラインです
リーディングが41問あるうち、語彙問題が25問と、全体の61%も占めているので、ここで20問以上の正解を、目標にします。
また、ライティングが1問だけなのに、750点分あるのを考えると、ライティングで80%くらいできれば、満点近く得点することを、目標にします。
語彙問題で高得点をとるために
単語を徹底的に覚える。
これにつきます。
英検準1級合格者のブログや動画を見た結果、多くの方が、次の教材をすすめてます。
・でる順パス単英検準1級(1850語)
何回も見て、覚えます。
そして、英単語アプリ「mikan」を使用して何度も問題に答えて、覚えていきます。
・文で覚える単熟語(約1520単熟語)
単語力増強目的に、長文対策もかねて、4月に「文で覚える単熟語」も購入しました。
パス単を3周したのですが、結構、分からない単語があって、やりがいがあります。
1日2~3記事、読んでます。興味深い話が多くて、知識も増え一石二鳥です。
英作文で高得点をとるために
次に紹介するライティング対策本は、これ1択という合格者が多いです。
この本は、つぎの3つの特徴で構成されています。
個人的には、1番の充実した問題演習が気に入ってます。
- 24問の実践問題が収録されている。 しかも、すべての問題に「肯定(Affirmative)」と「否定(Negative)」のモデル解答例があるので、実際に出題されたときに、肯定側も否定側の意見も、作文できる。
- 英作文に必須の基本フレーズが58本掲載されてるので、文章を構成するフレーズ、例えば、「For these reasons(これらの理由から)」、「In contrast(対照的に)」などが、例文とともに覚えられる。
- 分野別にパラグラフ(段落)単位の英文が、231本も掲載されている。
勉強方法としては、
1.まず、「導入」、「本論1」、「本論2」、「結論」の順に書くことを意識します。
2.肯定の意見と否定の意見を、日本語で考えます。
(ノートの左側に「肯定」、右側に「否定」の意見の英作文の書きます)
たとえば、
賛成か反対か「若者は実家を出た後は、ルームメイトとともに暮らすべきだ」
生活・健康のテーマからの出題例
こんなテーマがでたら、「肯定の意見」と「否定の意見」を、まず日本語で考えます。
「肯定」の意見:住宅コストが安い。孤独を感じなくてすむ、楽しい。
「否定」の意見:一生に一度は一人暮らしを経験するべき。生活スタイルの違いから友人関係を壊しかねない。
このネタを、本論の、2段落目、3段落目に40~50語くらいを目安に書きます。
段落ごとのバランスと文字数に注意して、英作文をします。
1度に肯定の意見と否定の意見を書いてもいいかもしれませんが、私は、最初、書きやすいほうで、英作文し、何日かしてから、もう一方の意見で英作文してます。
解答の目安は、20分程度といわれていますが、始めは、時間を余り意識しなくていいと思います。
私も、何回も書いてるうちに、書くスピードがどんどん上がってきました。
DMM英会話を使って、書いた英作文の添削をしてもらう
解答例を参考に、自分で添削してもよいと思いますが、さらに客観的にみてもらうために、オンライン英会話やオンライン添削指導などもしたら、万全です。
私は、DMM英会話を受けてますが、実際に添削指導をしてもらってます。
細かいとこまで(たとえば「the」の使い方や、文の区切り方)指導してもらえるのは、ありがたいです。
DMM英会話での英作文の添削については、こちらの記事をどうぞ。
2次試験(面接)対策をする
DMM英会話には、英検対策の教材があります。
(※1次も2次も1級のみありません)
教材は、市販の「2次試験・面接完全予想問題」(旺文社)で、3級から準1級まであります。
実際に5回近く受けましたが、本番のような緊張感があって、かなり効果があると感じました。
4コマ漫画のナレーションは、慣れないと2分間、話し続けられないので、やっておく必要ありと感じました。
私は、今回は、「英検S-CBT」を受験するので、2次(コンピューターを使ったスピーキングテスト)もあるので、通常の1次と同時に面接の練習も現在進行形でしています。
\ 無料体験実施中! /
まとめ
英検準1級は、合格するので難しいですが、悔いのないように、チャレンジします。
- 語彙問題、英作文が合格のカギを握っている
- 面接対策は、やって慣れておく必要がある
- 継続して毎日、学習する
最後までお読みいただき、ありがとうございました!